口座を合理的に整理してお金の貯まる流れを作る
銀行のATMで現金を入出金したり、銀行口座間で振り込みをしたりすると手数料も手間もかかります。
そこで、家計管理の際は銀行口座間で現金を動かす回数が最小限で済むように、お金の流れを考えましょう。
夫婦の場合、妻が専業主婦なら夫の給与振込口座、共働きならどちらかの給与振込口座を家計用口座にするのが合理的です。
そして家計用口座のほかに貯めて増やす銀行の口座を持ち、子どもがいれば子ども名義の銀行口座をつくり、それ以上は銀行口座の数を増やさないことです。
自分の口座は、残高や貯蓄額などについて月に1度を目安に定期的にチェックしましょう。
振込手数料を甘く見てはいけない
銀行振込(送金)には、手数料と消費税がかかります。
頻繁に振り込みをすると、手数料も年間合計でかなりの額になってしまいます。
銀行名 |
振込方法 |
自行宛て |
他行宛て |
||
3万円未満 |
3万円以上 |
3万円未満 |
3万円以上 |
||
みずほ銀行 |
窓口 |
440円 |
660円 |
770円 |
990円 |
ATM(現金) |
220円 |
440円 |
440円 |
660円 |
|
ATM(カード) |
220円 |
220円 |
330円 |
440円 |
|
ネット |
110円 |
220円 |
220円 |
440円 |
|
三菱UFJ銀行 |
窓口 |
330円 |
550円 |
660円 |
880円 |
ATM(現金) |
220円 |
440円 |
440円 |
660円 |
|
ATM(カード) |
110円 |
275円 |
440円 |
||
ネット |
無料 |
220円 |
330円 |
||
三井住友銀行 |
窓口 |
330円 |
550円 |
660円 |
880円 |
ATM(現金) |
220円 |
440円 |
440円 |
660円 |
|
ATM(カード) |
110円 |
220円 |
440円 |
||
ネット |
無料 |
220円 |
440円 |
※振込み手数料は2020年11月時点のもの。
「自己宛」とは本店・支店宛に振り込む場合(同一支店は含まず)。
「他行宛」は電信扱いの場合。
※銀行を使うときの主な手数料は、① ATMでの現金の入出金、②振り込み。都市銀行や地方銀行では、条件を満たせばこれらを無料もしくは安くしているところもあり。
参考までにATMでの現金の入出金にかかる手数料は、時間外118円、他行110円、時間外で他行なら220円が一般的です。
目的別の銀行口座を連携させる
銀行口座を目的別に分け、現金をあまり動かさなくて済むようにそれを連携させれば、手数料も手間も減ります。
家計用口座は1つにすると、家計の全体を把握しやすく管理もラクになります。
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