お金を使うことは、何らかの経験を得ることと密接な関係にあります。
まずはお金の使い方を簡単に整理してみましょう。
お金の使い方は3つに分類して整理してみる
家賃や光熱費、ネットや携帯電話の通信費など、日常生活においてお金を使うことは睡眠や食事と同じくらいに身近な行動であり、生きていく上で、もはや切り離せません。
ただ、それほど生活に密接した行動でありながら、改めて「お金を使う」という意味について、深く考える機会は多くありません。
お金を使うことは単純に何かモノやサービスの対価として消費する、という意味ではなく、「何らかの経験や体験」を得ていると考えることもできます。
たとえば、家を購入することは、「生活の基盤を固めることで家族全体のライフプランを整える」を、洋服を買うことは「オシャレをしてデートや旅行を楽しむ」など、何らかの行動や経験につながっているとも考えられます。
また、それらの経験は自分にとってどういった意味があるのか、もう1歩細かく見ていくと、お金の使い方がさらに整理できます。
ここでは例として、お金の使い方を「娯楽性・生活必需生・投資性」の3つに分けて考えてみましょう。
まず、「娯楽性」は、体験を通じて豊かな生活を送ることができるという度合いを表すものです。
オシャレを楽しむために「洋服を買う」、流行の動画コンテンツを見るために「ネットを利用する」などが挙げられます。
次に「生活必需性」とは、現在の生活を維持していくための必要度を表します。
家賃や最低限の食費は、生活維持のために根本的に必要な性格の出費といえます。
最後に「投資性」とは、経験をもとに将来のリターンがどれくらい期待できるかを示すものです。
これは何かのスクールやセミナーに通うということに限りません。
たとえば、「海外旅行に行く」ことで直接現地の文化や慣習に触れて自身の価値観の幅を広げることができれば、これは将来に役立つ経験であると捉えることもできます。
ただし、この投資性は経験をどう活かすか、本人次第で大きく性格が変わります。
お金を使うとはどういうことか
○お金を使う
経験や体験を得る行為で、たとえば、「会食をする」、「デートをする」、「旅行をする」、「家を買う」、「ネットを利用する」などが挙げられます。
自己実現の欲求を満たし、将来的な貯蓄額をアップして、幸福度を高めるなど、人生を豊かにしてくれる可能性が十分にあります。
何のためにお金を使うのか?
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娯楽性 |
★★★☆☆ |
生活必需性 |
★★★★★ |
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投資性 |
★☆☆☆☆ |
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娯楽性 |
★★★☆☆ |
生活必需性 |
★★★★★ |
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投資性 |
★★★☆☆ |
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娯楽性 |
★★★★★ |
生活必需性 |
★★☆☆☆ |
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投資性 |
★★★★☆ |
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娯楽性 |
★★★★★ |
生活必需性 |
★★☆☆☆ |
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投資性 |
★☆☆☆☆ |
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娯楽性 |
★★★★☆ |
生活必需性 |
★★★☆☆ |
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投資性 |
★★☆☆☆ |
このようにお金を使う行為にはいろいろな目的があります。
生活に必要なお金と楽しみのために使うお金、大きな買い物のためのお金。
計画的にバランスよく使えるようになりましょう。
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