年金不安の解消に必要なこととは?|人的資本を維持し活用する!

マネー全般

年金だけでは足りない時代です。最近は、雑誌やテレビの番組などで「老後破産」とか「老後貧乏」といった不安を取り上げられることが多くなってきました。

老後までに3,000万円用意しようといった特集や記事がメディアでよく取り上げられていますが、どう考えても実現不可能と多くの人が思っているのではないでしょうか。

年金に対する不安や不信というのがその背景にはあると思われますし、高齢化が進展していく中で「自分の将来がいったいどうなるだろう」という不安になるのは当然かもしれません。

年金受給資格期間の短縮化に伴う影響とは

老後の生活資金の中心となる公的年金の資格期間が2017年8月から短くなりました。受給資格が加入期間「25年以上」から「10年以上」に短縮されました。消費増税とセットで実施する予定よりも短縮が先になりました。

無年金者をなくす意味では朗報ですが、財源はどうするのかという疑問も残ります。10年の資格期間では受け取れる年金額は少なく、それだけでは生活ができません。

そのため老後までにお金を準備しておく必要がありますが、年金額が少ないほど必要なお金は多くなります。年金が多くても生活水準が高い人は、やはり多額のお金が必要です。どれくらいのお金を準備すべきか。全ての人に共通する答えはありません。

人的資本を生かす

共通する答えの一つに「人的資本」を保つということがあります。人的資本とは、簡単にいえば「健康で働くことができる力」です。

長く健康で働くことができる力を維持できれば、多額の老後資金を準備できなくても、あるいは将来、公的年金の受給開始年齢が引き上げられても、乗り切れる可能性が高くなります。「人的資本」を活用できれば、これも老後の準備になります。

一般的に、高齢になればなるほど人的資本は徐々に目減りし、収入を得る力はなくなります。だからこそ老後を迎える前にしっかりとお金をためましょうという話になります。

先程の3,000万円を貯めましょうといった話のほとんどは「老後は一切働かない」という前提に立っています。実は、老後のお金にまつわる不安は、仕事をすることで解消されることが多いのです。

働く力があれば収入を得られるので、老後までに積み上げるべきお金は少なくてすみます。定年後も仕事をしなくてはならないのかと落ち込む人もいるかもしれません。しかし、人によっては現役時代のようにバリバリ働く必要はありません。

65歳からは年金を受け取れますので、そこから毎月の赤字分を補填できるだけの分を稼げれば良いからです。

人的資本を維持する重要性

人的資本の維持は若いときから重要です。仕事が厳しく辞めようかと悩んだ時、休職や退職のリスクを考えて、無理をしてその仕事を続ける気持ちもわからなくはありません。

しかし、無理をして健康を損ない、人的資本をなくしてしまうのは、長い将来を考えれば大きな損失になります。老後の準備は早いうちから行った方が良いと言われます。大切なことはお金の準備より、誰もが持つ人的資本を損なわないようにすることです。

人的資本を衰えさせずにいかに年齢を重ねるのか。これが万人に共通した老後の準備ではないでしょうか。人的資本を維持するためには、健康に留意しなければなりません。肉体的な面、精神(心)的な面の両方の健康に気を配る必要があります。

極端に言えば、人的資本さえあれば何とかなる。老後の備えの為、人的資本はそのくらい大切なものなのです。

40代・50代から「定年後の仕事」を探す

65歳以降の仕事は年金を受給できるので賃金にこだわる必要はありません。自分の個性を発揮できるような仕事を選ぶとより楽しい老後を送ることができます。一方で定年後まで働きたくないと考える人もいることでしょう。

ただ、退職後にやることもなく家にいると無気力になってしまい、心身ともに調子が悪くなってしまうケースもあります。体や頭を動かすことで健康を維持しやすくなりますし、周りの人とのつながりも生まれます。

自宅で資産運用をして運用益を目指すという人もいますが、やはり運動不足や人とのつながりの面において不安が残ります。このように考えていくと、40代・50代のうちから、自分が好きなことや得意なことは何かと考える時間を持つとよいでしょう。

定年後からの働き方と一口に言ってもいろいろあります。再雇用や転職、自営業など、どのような方法でも構いませんが、一番大切なことは人脈を作っておくということです。人とのつながりがあらゆる面で仕事にプラスになります。

自営の場合、何から何まですべてのリスクを自分で負わないといけないことなので、けっこう大変ですが、人一倍おもしろいです。大変なことをやるのが嫌だと考える人は再雇用や転職という方法もあります。

特に転職の場合には、自分の持っている能力や自分の得意分野を生かした職場でないと、有意義な老後を送ることはできません。

自分の強みは自分ではなかなか気づきにくいものですが、40代・50代のうちからいろいろな人、特に、社外の人と付き合うことで発見できる可能性があります。できるだけ大きな視点に立って、考えてみるとよいでしょう。

☞ 無料保険相談の【保険コネクト】

将来お金の不安をなくすためにできることとは?

将来的にお金の不安をなくすには、貯蓄を増やすことも大切ですが、ただ、貯蓄を漫然と続けているだけでは、お金が貯まることはあっても増えることはありません。足し算だけではなかなか資産は増えません。

貯蓄を始めることはもちろん悪いことではないし、大切なことですが、お金持ちは積極的に投資を行っていることを肝に銘じておく必要があります。

超低金利の時代に、2%、3%の金融商品を探そうとすれば、投資信託や株式といった投資商品にならざるを得ないでしょう。投資をすることはお金を増やす上では避けては通れないものと認識する必要があります。

平均寿命が延びてくると、定年退職後の収入を年金と貯蓄に依存するだけは不安を抱えながら生活することになります。投資で資産を増やすことが必要になってきます。お金の不安を解消して、老後を安心して暮らしていくために投資などにぜひ挑戦してみてください。

○THEO+ [テオプラス] docomo

証券口座開設時の本人確認やマイナンバー登録などの手続きが不要で、dポイントクラブのアプリやWEBから簡単なステップで、dポイントを活用した投資体験ができます。

運用状況は、ポイント投資サービスサイトで投資信託の基準価額に連動した日々の増減を確認できます。また、運用中のポイントは、原則24時間365日、好きなタイミングでdポイントとして引き出すことができます。

☞ 資産運用なら【THEO+[テオプラス] docomo】 のページへ進む

○WealthNavi(ウェルスナビ)

ウェルスナビは世界水準の金融アルゴリズムを提供する、投資経験者に選ばれているロボアドバイザーです。手数料は1%のみで、国際分散投資を自動運用します。リスクを最小限に抑えます。

長期的な利益の最大化を目指すウェルスナビには以下のような3つの特徴があります。

  • リスク許容度に応じた自動メンテナンス
  • 国際分散投資で最適ポートフォリオ
  • 米ドル建てによる低コストのETFへの投資

フィンテック業界で大いに期待されているロボアドバイザーです。SBIグループとの業務提携発表、メガ三行のVCによる出資、ベンチャーコンテストでグランプリ受賞(RISING SUN EXPO 2016)。

☞ WealthNavi のページへ進む

○クラウドクレジット

クラウドクレジットが運営する「貸付型クラウドファンディング」は、「資産運用をしたい投資家」と「資金を必要とする企業」をインターネットを通じて結びつけるサービスです。

投資家が運営会社を介して資金を必要とする事業者へ資金を貸付け、分配金を受け取るという仕組みの新しい投資商品です。株や為替の市場に影響されないミドルリスクミドルリターンを狙える魅力的な投資方法です。

欧米を中心に急激に拡大している市場であり、日本でも近年伸長しています。貸付型クラウドファンディングは、新しい資産運用として、ここ数年で大きく資金流入が拡大している注目の投資市場です。主な特徴は海外の成長国へ投資でき、高い利回りの商品が多く、1万円から少額投資できることが挙げられます。

☞ 【クラウドクレジット】 のページへ進む

「投資」というと、難しく感じたり、損をする可能性があったりすることから、敬遠されることも少なからずありますが、その仕組みをきちんと理解して、リスクを最小限に抑えることができれば、決して危険なものではありません。

ここで紹介したもの以外にも資産を増やすのに適した方法があります。

興味のある人はこちらをご覧ください。

コメント