資産運用におけるリスクとリターン|表裏一体の関係の理解が重要!

進化する資産運用

金銭的に豊かなセカンドライフを運用だけで実現するには、より高い収益率が必要になります。

ただ、リスクとリターンは表裏一体の関係にあり、リターンが高ければリスクも高まることを理解しなければなりません。

資産運用では、この関係を理解することが大前提になります。

自分が許容できる収益のマイナス度合いを示す「リスク許容度」を定め、そのリスクの中でリターンが最大になる資産の組み合わせを考えてみましょう。

運用でお金を増やすには期待リターンを設定する

将来のお金のやりくりに漠然とした不安を感じている方も少なくないはずです。

不安の正体が分かれば、具体的な解決策も講じられます。

将来のお金の流れをつかむために欠かせないのが、キャッシュフロー表による分析です。

キャッシュフロー表の書き方(見本)

出典:日本FP協会「将来の収支が予想できる 家計のキャッシュフロー表

キャッシュフロー表には、まず、今後1年毎の家族全員の年齢と、進学、住宅購入、退職などのライフイベントを書き入れます。

次に、自身と配偶者の収入の見込みと、生活費・教育費などの支出を記入し、年ごとの収支と貯蓄残高を計算します。

この表を作成すると、教育費などで貯蓄が大きく減る時期や、退職後の貯蓄の推移がおおよそ見えてきます。

子どもの教育費がかからなくなるまでや、リタイアするまでなど、20年~30年分を目安に作成するとよいでしょう。

もしも、自身で設定したゴールの前で貯蓄残高がマイナスになってしまった場合は、「収入アップを目指す」、「生活スタイルを見直して支出を減らす」、「お金を運用する」などの方法で不足した資金を補います。

運用によってお金を増やす場合は、まず、運用で期待できる人の平均的な収益率を示す「期待リターン」を設定します。

運用だけで金銭的に豊かなセカンドライフを送るには、高い期待リターンが必要になります。

ただし、リスクとリターンは表裏一体の関係にあるので、リターンが高ければリスクも高まることになります。

リスクとは収益、損失の振れ幅、変動幅のことです。

リスクを大きくした(=リスク許容度が高い)場合、大きな損失を被る可能性も高くなりますが、リターンについても振れ幅が大きくなり、大きな収益が期待できます。

高いリターンが期待できる商品ほど、リスクも高くなります。

運用の大前提は、期待リターンが高いほど、マイナスのリターンも大きくなる可能性があることを理解することです。

リスク・リターンは資産ごとに異なります。

一般的に、株式や債券に比べて値動きが大きいため、リスク・リターンは大きくなります。

また、外国の資産は、資産そのものの値動きに加えて、為替の変動の影響を受ける分、国内の同タイプの資産に投資するよりリスク・リターンが大きくなります。

リスク許容度は収益マイナス耐性度

実際の運用で、どれくらい収益がマイナスになっても自分は耐えられるかを示す度合いが「リスク許容度」です。

リスク許容度は、資産や収入、年齢、ライフイベントの数などの「外面的な要素」と、投資に対して冒険派か慎重派の性格かという「内面的な要素」の両面から考える必要があります。

他の条件が同じであれば、資産や年収が多い方が、年齢は若い方が、ライフイベントは少ない方がリスク許容度は高くなります。

値動きの異なる資産を複数保有する場合、リスクに対するリターンが最も大きくなる組み合わせを求めるには、「有効フロンティア」と呼ばれる複雑な計算が必要です。

ロボットアドバイザーを活用すれば、いくつかの簡単な質問に答えるだけで自身のリスク許容度を診断してくれるだけでなく、最適と考えるリスク・リターンの資産配分を提案してくれます。

これから資産運用を始める方にとって、ロボットアドバイザーは1つの選択肢になるでしょう。

リスクとリターンのイメージ

リスクとリターンのイメージ

資産運用では、期待リターンが高いほど、マイナスのリターンも大きくなる可能性があることを理解しなければなりません。

また、リスクに対するリターンを最大にするには、複雑な計算が必要で、ロボットアドバイザーは、最適と考える資産配分を提案してくれます。

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