金投資のメリット・デメリット|将来に備える資産運用になりえるのか?

マネー全般

最近、金投資は他の投資と比べると、その価格の安定性から注目を浴びてきています。金は実物資産であり、株等と異なり、金が紙屑になることはありませんので、安心感があると多くの人が感じているかもしれません。

金投資は、資産分散の観点・安全性確保の点で多数のメリットがあります。興味はあるけれど、経験がなくて不安だという人や株式等には慣れているので、積極的に売買したい人など、金についてもそれぞれに向いた金融商品があります。

金投資の種類

金への投資には金地金や金貨、「純金積立」など直接金を購入する方法と金価格に連動する上場投資信託(ETF)や金鉱株で運用される投資信託で間接的に投資する方法があります。

1.金地金

金地金は「バー」と呼ばれる金の延べ棒です。重さは1グラムから1キログラムまで様々で、価格は日々の金価格に連動します。田中貴金属工業や三菱マテリアルなどが取り扱っています。

業者により手数料・売買の価格が異なってきますので慎重な業者選びが必要となってきます。500グラム未満は手数料がかかります。

ちなみに手数料がかからない500グラムの地金は個人が手軽に投資できる金額ではなく、現物を保存する場所も必要となってきますので、無理に投資する必要はないでしょう。

2.金貨

金貨はサイズが小さく、一枚一枚購入することができます。金貨は地金より少額で購入でき、カナダのメイプルリーフ金貨やオーストリアのウィーン金貨などがあります。

購入単位は1トロイオンス(31.1035グラム)のほかに2分の1トロイオンス、4分の1トロイオンス、10分の1トロイオンスの合計4種類あります。なお、金貨は地金から精製するコストがかかるために同じ重さであれば地金より価格が高くなります。

金貨に傷がついたりすると地金再生買い取り価格で売ることになるので、取り扱いに注意が必要です。

3.純金積立

純金積立は、積立貯金のように毎月一定額を銀行口座から引き落とし、その額を当月の営業日数で割った金額で金を営業日毎に買い付けします。

金の価格が高いときは買い付け数量が少なく、金の価格が安いときは買い付け数量が多くなるので、一定の数量を購入していくよりも買い付け価格を抑える効果があります。貴金属商や証券会社で月1,000円から始められます。

ローリスク・ローリターン、あまり見返りを求めず資産として金を持ちたい方に向いた方法です。

4.金ETF

金ETFは金市場全体に投資する方法で、その値動きは各ETFが指定する金の価格や値動きに連動します。証券会社で取引ができて、金ETFは安いものであれば5千円程度(金価格に応じて価格は変動)から購入でき、株式と同じように取引きが可能です。

売買手数料も株式と同じですので、少額の手数料で気軽に金投資が可能です。株投資をしていた人にとっては非常に魅力的な投資方法です。

5.金先物取引

金先物取引は、決められた期日までに反対売買を行って差額を決済して取引を終了させることができる取引です。

商品そのものの保有を目的としなくても、将来価格が上昇しそうだと予想すれば「買い」から、反対に、商品を保有していなくても、将来価格が下落しそうだと予想すれば「売り」から取引を始めることができます。

外国為替証拠金取引(FX)や上場投資信託(ETF)のような金融商品と同様の感覚で投資を行うことができます。

6.金CFD

金CFDのCFDは差金決済取引を指します。これは実際の商品を受け渡すことなく、売買で発生した価格差である差金のみを決済する取引です。つまり、商品の売買は行いますが、決済は売買した差額のみで処理していきます。

この資金調達に対する高い利便性がCFDの特徴です。基本的な仕組みは商品先物取引と同じで、より大きいレバレッジがかけれるようになっています。
CFDは1万円以下から手軽に金取引ができ、ハイリターンが期待できます。

7.投資信託

株式や債券以外にも金に関連する商品に投資する投資信託もあります。投資信託とは、証券会社等が投資家からお金を集めて、運用会社がそれを元手に運用する金融商品です。

そして運用のプロであるファンドマネージャーが運用方針を決め、運用によって得た収益を分配金として投資家に還元します。また、売却益を得ることもできます。投資信託は証券会社をはじめ銀行等で購入できます。

なお、銘柄によって異なりますが、購入手数料や信託報酬、解約手数料、信託財産留保額などのコストもかかります。そのため、どの銘柄を購入するかを選ぶ際は、投資対象だけでなく、コストにも注目することが大切です。

金投資のメリット・デメリット

1.金投資のメリット

金は不動産と同じく実物資産のため、その価値がゼロになることはありません。金は鉱物であるため、埋蔵量には限りがあり、無価値にはならず、長期的に安定しています。さらに、株や債券とは違って、金の価値は世界中どこに行っても共通で変わることはありません。

「有事の金買い」というものがありますが、これは金の価値が安定しているため行われる行動です。世界情勢の変化に強く、株安や紛争やテロなどが起きると安全資産として金を買う人が増えるため、逆に価値が上がる場合も多いのです。

2.金投資のデメリット

金取引は米ドルで行われるため、日本国内の金の価格は米ドルに対する為替の影響を受けます。円高ドル安になれば金価格の下落、円安ドル高の場合は金価格の上昇が期待できます。また、金は他の金融資産と比べると、預貯金の利息や株式の配当のような利益はありません。

長期運用に適した投資方法とは?

長期投資ではわずかなコストの違いがパフォーマンスの大きな差につながるため、手数料のかからない方法がよいでしょう。さらに税制もシンプルで分かりやすいことが望ましいでしょう。

その点、金ETFは管理費用が投資信託より安くなりますが、自分で発注する必要があり少々手間が掛かります。投資スタイルでどちらかを決めればよいでしょう。また、将来現物の金を実際に保有したいのであれば、「純金積立」も候補になります。

ただし、購入手数料が比較的安く、業者の破綻リスクが少ないところを選ぶことが重要です。なお、金は株式や債券などとは違い、それ自体が成長したり利子を生んだりする資産ではないことに注意が必要です。

金投資はあくまでもインフレや不況への備えとして資産の一部に脇役として組み込んでおくことが、長期投資における基本的な投資スタンスになると認識しておくとよいでしょう。

こうした観点から、長期運用に適した投資方法は「投資信託」か「金ETF」が候補になります。投資信託は定期積立をしやすいが、信託報酬などの管理費用は他資産の投資信託や金ETFと比べて若干高めになります。

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将来お金の不安をなくすためにできることとは?

将来的にお金の不安をなくすには、貯蓄を増やすことも大切ですが、ただ、貯蓄を漫然と続けているだけでは、お金が貯まることはあっても増えることはありません。足し算だけではなかなか資産は増えません。

貯蓄を始めることはもちろん悪いことではないし、大切なことですが、お金持ちは積極的に投資を行っていることを肝に銘じておく必要があります。

超低金利の時代に、2%、3%の金融商品を探そうとすれば、投資信託や株式といった投資商品にならざるを得ないでしょう。投資をすることはお金を増やす上では避けては通れないものと認識する必要があります。

平均寿命が延びてくると、定年退職後の収入を年金と貯蓄に依存するだけは不安を抱えながら生活することになります。投資で資産を増やすことが必要になってきます。お金の不安を解消して、老後を安心して暮らしていくために投資などにぜひ挑戦してみてください。

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「投資」というと、難しく感じたり、損をする可能性があったりすることから、敬遠されることも少なからずありますが、その仕組みをきちんと理解して、リスクを最小限に抑えることができれば、決して危険なものではありません。

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