「先取り貯金」を実行しよう!|貯蓄が苦手な人にオススメの貯蓄の王道

お金を貯める

1年間の収支を確認して貯蓄の目標額を決める

手取り収入の2割程度をコツコツと貯めていくのが理想ですが、まずは実際にどれくらい貯蓄ができでいるのか、昨年1年間の収支から確認してみましょう。

きちんと貯めている人は、今のペースを維持します。

なかなか貯められな人やもっと貯蓄を増やしたい人は、年間の目標貯蓄額を決めましょう。

収入から「先取り貯蓄」をして、残りの生活費をやりくりするのが、確実に貯めるコツです。

貯蓄できる人には、共通する特徴があるようです。

下のチェック表で自分が貯蓄できるタイプか判定して、貯蓄が苦手な人はできそうなことから実行してみましょう。

貯蓄できるタイプか確認してみる

当てはまる項目をチェックしてみましょう。

  • 自分の手取り年収を知っている
  • 昨年1年間でいくら貯めたか、すぐにいえる
  • 今、いくら溜まっているかを把握している
  • 毎月、積立をしている
  • 毎月の支出の予算を決めている
  • 大きな買い物をするときは事前に値段などを調べて比較する
  • 何のために、いつまでに、いくら貯めるか目標がある
  •  ATM手数料をなるべくかけないようにしている
  • 家計簿をつけている
  • 銀行の通帳やクレジットカードの明細をこまめに確認している

チェックした項目の総数  →        個

チェックが7個以上なら、お金を貯められるタイプです。

これらのチェック項目は、あなたのタイプを判定することができると同時に、貯蓄を増やしていくために有効な心がけやテクニックともなります。

貯蓄ができないと悩んでいる人は、これらの中で何ができていないのかを確認して、できていない項目を実行するとよいでしょう。

貯蓄が苦手な人は「先取り貯金」がオススメ!

チェック表で7個に届かなかった人は、自動振替で強制的に貯蓄する方法がオススメです。

先取貯金

会社なら先取り貯蓄のために勤務先の財形貯蓄や社内預金を利用する方法もあります。

勤務先に確認しましょう。

目標を駆逐額を設定する

「先取貯蓄」をするには、まず自分の収入から貯蓄に回せる目標金額を設定します。

【ステップ1】

月々の手取り収入とボーナスなどがあれば、それを含めた手取り年収を確認します。

昨年の源泉徴収票を確認できます。

以下、手取りで年収が350万円だったとして、説明をしていきます。

【ステップ2】

毎月の収入からいくら貯蓄するか、ボーナスがある場合、そこからいくら貯蓄するかを決めます。

毎月1万円くらいから始めて、徐々に貯蓄額アップしていくとよいでしょう。

〇毎月1万円の貯蓄からスタート

  毎月の収入からの貯蓄 1万円 × 12か月 =  12万円

+ ボーナスからの貯蓄               8万円

  1年間の貯蓄額合計              20万円

〇1年間の貯蓄目標額を手取り年収の1割にアップ

  毎月の収入からの貯蓄 2万円 × 12か月 =   24万円

+ ボーナスからの貯蓄              11万円

  1年間の貯蓄額合計        (年収の1割)35万円

【ステップ3】

理想的な貯蓄額は、手取り年収の2割です。

1割くらいの貯蓄ができるようになったら、2割の貯蓄を目指します。

貯蓄の習慣を長続きさせるには無理は禁物です。

ボーナスがない場合は、毎月の収入から無理のない貯蓄額を設定することが重要です。

〇手取り年収の2割貯蓄を達成する

  毎月の収入からの貯蓄 2.5万円 × 12か月 = 30万円

+ ボーナスからの貯蓄               40万円

  1年間の貯蓄額合計         (年収の2割)70万円

貯蓄する割合を決めておけば、年収のアップによって貯蓄額も増えていきます。

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