持病があっても保険に加入できる!|お得なようだがデメリットに注意!

マル得保険術

この記事では持病があっても入れる保険について紹介します。

保険は素人では分かりにくい部分が多く、加入をしようとしても、そのタイミングや考え方など、何から手を付ければよいか悩んでいる人が多いかと思います。

納得できる保険の加入は、やはり専門家に相談するのが一番良い方法ですが、都合の良いものだけを勧めてくるのではないかという不安があります。

特に下調べもせずに相談に行くと売りたい商品を勧められるだけに終始して、不満だけが残る結果になりがちです。

自分が納得できる結果を得るには下調べが必要で、そのポイントを知り、専門家に相談することで良い結果を得ることができます。

持病があっても入れる保険とは?

保険を選ぼうと思ったときに大きなネックになるのが、持病の存在です。

病気や死亡に備えるための保険である以上、そもそも病気にかかっていたり、死亡のリスクが明らかに高くなる持病を抱えていたりすれば、保険の加入は難しくなります。

そのため、持病があっても加入することができる保険があったら、つい飛びつきたくなってしまうでしょう。

実際にこういった保険は存在していて、引受基準緩和型保険や無選択型保険とよばれる保険が該当します。

前者は、加入条件が大きく緩和されていて、後者はまったく医師の診査や告知なしで加入することができます。

これらは終身保険や医療保険の中に用意されています。

このように説明すると病気を持った人にとって強い味方になってくれる魅力的な保険だと感じられるかもしれませんが、じつはそうとも限りません。

持病がある人も加入できる保険の種類

1.引受基準緩和型・限定告知型

通常の保険商品よりも加入条件を緩くした保険で、保険会社や商品によって質問事項は異なりますが、内容としては以下のものが挙げられます。

  • 医師から入院・手術・検査をすすめられていない。また、現在入院中ではない。
  • 2年以内に、病気及びケガで入院した、もしくは手術を受けたことがない。
  • 5年以内に、がんまたは上皮内新生物で、入院をした、もしくは手術を受けたことがない。

2.無選択型・ 無告知型

告知書の提出の必要がない保険で、病歴がある人でも加入できるが、加入できる年齢や保障期間に制限があることが一般的で、保険料が2倍ほどになることもあります。

加入しやすい代わりに保険料は割高に

引受基準緩和型保険は、加入条件が緩和されている保険です。

たとえば、保険のパンフレットなどに「この4つの条件に当てはまらなければ加入できます」などと書かれているものがあります。

そこに書かれている条件とは

・直近数ヶ月以内に病気の診断を受け、入院や手術をすすめられたことがある、またはいま現在入院している

・直近数年間でがんなど、特定の病気の診断を受けたことがある

などです。

このような条件であれば多くの人が当てはまることはなく、これなら入れると考えるのも無理はありません。

しかし、このような保険に飛びついてしまうのは、とても危険で、実は2つの大きなデメリットがあるのです。

1つ目は保険料が割高であることです。

確かに条件が緩い分、病気になる可能性も大きくなるため、ある程度は高額になるのも仕方がありませんが、商品によっては保険料が平均的な保険の2倍近くにまでなることすらあるのです。

このタイプの保険への加入者は「持病がある人でも入れる」という条件から、高齢者が多くなっています。

高齢者にとって、その負担はとても大きなものだといえます。

せっかく加入してもしばらくは保障が半減

2つ目のデメリットは、この保険に設定されている支払い削減期間という制度です。

これは会社の利益を守るために制度化されたもので、加入から一定期間は保険金の支払いに該当することが起きても、支払われる保険金の額が小さくなってしまうのです。

たとえば、加入して1年間は、病気が発生しても半額しか支払われないなどの規約が設けられていることが多くあります。

持病を持っているからということで高い保険料を払い、大変な思いをして保険に加入したにもかかわらず、その結果として得られる保険金が削減されてしまうなどということになっては、あまりにも災難です。

このような保険に加入する前に、まずは一度立ち止まって調べましょう。

実は普通の保険でも、病気によっては、持病があっても加入できる保険は存在しています。

また、人によっては高い保険料を支払うよりも、その分を貯蓄や運用に回した方が、安定した生活を送れるかもしれません。

保険はあくまで安心を得るための選択肢のひとつなので、必要以上に生活を圧迫してまで加入するよりも、安定した幸せな生活を送れるなら、貯蓄を選ぶことをオススメします。

まとめ

持病があっても保険に加入できるというメリットはありますが、保険料が高くなる点や保障内容に様々な取り決めがある点には注意が必要です。

このような制約は、通常の保険商品に加入する際にも大なり小なりあります。

持病があるからといって引受基準緩和型や限定告知型の保険商品を選択するのではなく、まずは通常の生命保険(医療保険)の加入を検討しましょう。

この引受条件についても各社によって異なる基準を持っており、より詳細に告知をすることによって、無条件での加入が出来るケースがあります。

引受基準緩和型や限定告知型の商品を選択される際には、告知項目や加入条件なども含めてしっかりと検討されることをおススメします。

ご自身の健康に不安がある方は、持病があっても入れる生命保険のメリットを最大限に生かしつつ、自分自身の身体と毎月の保険料にも気を配った保障プランを考えていくようにしましょう。

このように考えをまとめて専門家に相談すれば、必要となる具体的な保険商品を紹介され、その商品について検討すれば、よい結果を得ることができるでしょう。

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