本当に必要な支出かを疑う 楽しみのための支出は確保
お金の使い方は「生活に必要な支出」と、「楽しみのための支出」に分けられます。
節約してお金を貯めるには、「楽しみのための支出」を我慢すべきと思いがちですが、それは間違っています。
楽しみがなくなると、つまらないし、働く意欲も低下します。
まず先に、自分が必要と思っている支出が本当に必要かを疑ってみます。
その上で、「楽しみのための支出」で、本当に楽しめたか考えてみます。
「お金を払った価値がある」と思うなら、その支出は正解で、見合った価値がないなら、次回は別の方法や予算を検討すべきです。
自分が使えるお金の範囲でどうバランスを取るか、シビアに支出を見直しましょう。
「何」「いくら」お金を使っているか
使い道が貯蓄や将来に役立そうなことならOKですが、何に使ったかわからないのは問題です。
使えるお金をしっかり把握しましょう。
1.お金の管理ができる/できないの違い
○お金の管理ができない人
残ったお金を貯金しようと思いながら、気がついたら全て使い切っているようなタイプです。
中にはカード払いでマイナスになる人もいます。
○お金の管理ができる人
手取りから先取り貯蓄をして、残りで必要な支出と楽しみのための支出をまかなうようなタイプです。
2.こんな人は要注意
- クレジットカードでの買い物が多く、引き落とし額と内容を把握していない
- 夜や土日にお金が足りなくなって、ATM手数料を現金を引き出している
- 流行っているお店と聞くと行きたくなる
- 将来のことはあまり考えたことがない
- レシートは受け取らない
- コンビニや100円ショップに頻繁に行く
使えるお金は2つに分類しよう
「生活に必要な支出」、「楽しみのための支出」を算出します。
「楽しみのための支出」はレシートを必ず取っておくようにして、何に使ったのかをより細かく把握しましょう。
○「支出」の分類
1.何を削れるか確認
「無駄遣いは含まれていないか」、「もっと安くならないか」など、支出に関してチェックします。
(1)生活に必要な支出に関する見直しのポイント
- スマホのプランは自分の使い方に合っているか
- 平日のランチはお弁当にできないか
- ドラッグストアやコンビニ、100円ショップで不要なものまで買っていないか など
(2)楽しみのための支出に関する見直しのポイント
- 通っていないスポーツクラブの会費
- 断れずに行った飲み会でダラダラ過ごす二次会や三次会
- なんとなくの会食
- 衝動買いした服や小物 など
2.使途不明金の減らし方
現金払いは使途不明金が出やすいので、必ずレシートをもらうか、その場でスマホにメモするなどします。
そして、週あるいは月に1度など、定期的にお金の使い方を確認しましょう。
使途不明金を減らすことでコンビニでのついで買いやネットショッピングの衝動買いが減ります。
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