火災保険などの損害保険に特約として付加できる
日常生活の中で思わぬ事故を起こし、他人にケガをさせたり、物を壊したりすることもあるでしょう。
個人賠償責任保険に入っておくと、法律上の損害賠償責任を負ったときに保険金をもらえます。
個人賠償責任保険は単独では加入できず、火災保険、自動車保険などの損害保険に特約として付加して入ることになります。
火災保険や自動車保険に入っているなら、個人賠償責任保険を付加できるか確認してみましょう。
クレジットカードの中には、付帯サービスとして加入できるところもあります。
保険料は、保険金額1億円の場合、月100円から数百円くらいです。
本人だけでなく生計を一にする家族(別居して仕送り中の学生も含む)も対象となります。
個人賠償責任保険でカバーする日常のトラブル例
賠償額は想像がつかないので1億円程度は確保しておくとよいでしょう。
【トラブル例】
- 子どもが自転車に乗っているとき、高齢者にぶつかってケガをさせた。
- 自宅マンションのトイレを掃除中に水漏れし、下の階の住人に被害を与えた。
- 飼い犬を散歩させているときに、飼い犬が他人に噛み付いた。
- 買い物をしているときに、お店の商品を落として壊した。
- スポーツをしているとき、他人にケガをさせた。
既に加入している火災保険や自動車保険の特約で、加入している場合があるので確認してみましょう。
クレジットカードの付帯特約も確認も忘れないようにしましょう。
まだまだあるユニークな保険
ライフスタイルの多様化に伴い、近年ユニークな保険が増えています。
特定の補償に特化し、少額、短期の補償が特徴です(少額短期保険)。
1.チケットガード(不正チケット費用補償保険)
購入したチケットのイベントに、給与や怪我などで参加できなかった時にチケット代を保障する保険です。
2.痴漢冤罪ヘルプコール付き弁護士費用保険
日常における事故で、被害者になったときの法律相談費用や弁護士費用のための保険です。
3.弁護士費用保険Mikata
欠陥住宅、いじめなどの法的トラブルを抱えたときの弁護士費用の一部を補償する保険です。
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