貯金のコツ|家計の見える化と手取りをベースに貯蓄計画を考えよう!

お金を使う

まずは、下表の各項目に記入して自分の家計の収支バランスを確認します。

次に段階的に貯蓄ができるかイメージしてみましょう。

まずは自分の家計を把握

支出を項目ごとに記入しよう!

〇収支バランス

家計

貯蓄計画は段階に応じて用途をイメージする

家計の黄金比を理解したら、次は実践に向けて考えてみましょう。

第一歩は現在の1ヵ月間の収入と支出について、ざっくり内訳を見てみることから始めます。

上記の表を活用して、項目別に記入していきましょう。

住居費、通信費、被服費、交通費、水道光熱費、食費といった項目はもちろんのこと、娯楽・交際費や嗜好品などもあれば、忘れずに正確に記入しましょう。

支出を費目に分けて洗い出してみると、普段の生活の出費のクセがつかめるはずです。

たとえば、食費が高ければ、宅配サービスや高級惣菜ばかりを利用していないか、交通費がかさんでいればタクシー乗車の頻度が高くないかなど、日々の行動パターンとともに支出の習慣も浮かび上がってくるでしょう。

この行動パターンを見直すことが、支出を見直すための基本となります。

月の支出額の合計を計算できたら、手取り収入から引けば、毎月貯蓄に回せる金額がざっくりと算出できます。

目安として、毎月の貯蓄に回す金額は手取り月収の6分の1が理想です。

たとえば、月収24万円なら4万円です。算出の結果、6分の1に満たない場合は書き出した費目を見直してみましょう。

貯蓄計画は「手取り月収3ヶ月分」のように単位で貯蓄を換算すると、貯蓄の達成度もわかりやすくなります。

手取り収入の1.5ヶ月分の貯蓄が「緊急用資金」として予定外の出費、冠婚葬祭や旅行などに備えるお金として。さらに6ヶ月分がた貯まれば、これは失業や入院など無収入の状態に備える「生活防衛資金」として確保します。

それを超えた分は、寝かせたままではなく、投資への運用など増やすための資金としての活用を検討してもよいです。

最終的な貯金の目標は、手取り月収の7.5ヶ月分を目指しましょう。

このように、貯蓄は月の手取り月収単位で換算し、段階をイメージしながら行いましょう。

貯蓄計画は段階別に考える

突然の出費や自分の生活を守るために貯蓄を計画的に行いましょう。

〇貯蓄計画

貯蓄計画

まずは手取りの6分の1か月分からスタート

貯蓄は自分の手取りをベースに計画していき、手取りの7.5ヶ月分の貯蓄を目標にします。

貯蓄はいくら貯めればいいかわからないという人は上記のような段階をイメージして計画してみましょう。

緊急用資金、生活防衛資金、さらに貯まったら余剰分は投資資金として運用するといったように必要度や目的に合わせて貯蓄をしていきましょう。

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