イオンオーナーズカードというカードを知っていますか。100株以上イオンの株を持っている株主に配布されている株主優待用のカードです。イオンの株を保有していると、様々な特典を受けることができます。
どのような特典があるのか紹介します。
キャッシュバック特典
1.利用期間と返金時期
3月1日~8月末の利用分に対して10月にキャッシュバック、9月1日~翌年2月末の利用分に対して同年4月にキャッシュバックします。
2.返金率
持ち株数に応じて、利用期間中の買い物金額の合計に下表の返金率を乗じた金額を半年ごとに返金します。ただし、専門店など一部の会社・店舗では現金払いのみの適用となります。
保有株数 |
キャッシュバック率 |
100株~499株 |
3% |
500株~999株 |
4% |
1,000株~2,999株 |
5% |
3,000株~ |
7% |
たとえば、半年間(9月1日~翌年2月末)で100万円分の買い物をした場合
- 100株保有では100万円×3%=3万円
- 500株保有では100万円×4%=4万円
- 1,000株保有では100万円×5%=5万円
- 3,000株保有では100万円×7%=7万円
を4月に取扱窓口で返金します。
※半年ごとに期間中の買い物状況を記した明細書と「株主ご優待返金引換証」が送られてきますのでそれを取扱窓口に持っていきます。
3.お客さま感謝デーの5%割引とキャッシュバックが同時に受けられる
イオン、マックスバリュ、イオンスーパーセンターなどの店舗では「お客さま感謝デー(毎月20日・30日)での5%割引特典」に加えて、キャッシュバック特典も受けられます。
イオンラウンジを無料利用できる
イオンラウンジは、主にイオンモールなどの大型店舗のイオンに設置されているラウンジのことで、イオンオーナーズカード保有者、またはイオンゴールドカード保有者などの特定の条件を満たした人だけが利用することができます。
イオンラウンジでは、お菓子や飲料を無料で利用することができます。利用時間は、基本AM10:30~PM7:00。店舗により異なる場合があります。なお、受付は利用時間の終了30分前までになっている店舗が多いです。
なお、利用者の多い日は利用時間が30分以内に制限される場合あります。1組あたり最大で4席まで利用することができます。4人家族のうち、だれか1人が条件を満たしていればイオンラウンジを利用することができます。
ただし、18歳未満の方のみで利用することはできませんので、家族と一緒にラウンジに入るようにしましょう。
会計時割引・優待料金特典
オーナーズカードを提示すると、会計時に割引があります。ただし、返金対象となるキャッシュバックはありません。また、他の割引等との併用が出来ない場合や一部の商品・店舗で割引対象外の場合があります。
場所 |
割引 |
レストラン |
10% |
専門店 |
5% |
旅行 |
3% |
イオンシネマ |
鑑賞料金(大人、大学生、高校生)1,000円(中学生以下)800円 ※窓口での提示のみ |
注)イオンシネマの上記鑑賞料金の優待に加えて、オーナーズカード1枚に対し、ポップコーンまたはドリンク引換券のどちらか1枚のプレゼントがあります。
株主になるためには
証券会社を通じて株式を購入します。購入するためには事前に証券会社での口座開設が必要となります。また、インターネット取引を行っている証券会社にアクセスして口座開設して株式を購入する方法もあります。
株主優待を受けるためにはイオンの「株主権利確定日」(8月末日および2月末日)の株主名簿に100株以上の所有の記載が必要になります。株主権利確定日を含む4営業日前(権利付最終日)までに株式を購入する手続きをする必要があります。
詳しくは取引先の証券会社で確認するとよいでしょう。
株主になると
株主になると紹介した株主優待以外に配当金がもらえます。また、長期保有株主優待があります。
長期保有株主優待制度は、3年以上継続してイオン株を保有し、かつ毎年2月末日時点の株主名簿に基づき、1,000株以上保有の株主に対して、保有株式数に応じたイオンギフトカードがプレゼントされます。
2月末日の保有株式数 |
イオンギフトカード金額 |
1,000株~1,999株 |
2,000円 |
2,000株~2,999株 |
4,000円 |
3,000株~4,999株 |
6,000円 |
5,000株以上 |
10,000円 |
※3年以上継続保有の株主とは、2月末および8月末時点の株主名簿に、同一株主番号で、7回以上連続で記載された株主のことです。
将来お金の不安をなくすためにできることとは?
将来的にお金の不安をなくすには、貯蓄を増やすことも大切ですが、ただ、貯蓄を漫然と続けているだけでは、お金が貯まることはあっても増えることはありません。足し算だけではなかなか資産は増えません。
貯蓄を始めることはもちろん悪いことではないし、大切なことですが、お金持ちは積極的に投資を行っていることを肝に銘じておく必要があります。
超低金利の時代に、2%、3%の金融商品を探そうとすれば、投資信託や株式といった投資商品にならざるを得ないでしょう。投資をすることはお金を増やす上では避けては通れないものと認識する必要があります。
平均寿命が延びてくると、定年退職後の収入を年金と貯蓄に依存するだけは不安を抱えながら生活することになります。投資で資産を増やすことが必要になってきます。お金の不安を解消して、老後を安心して暮らしていくために投資などにぜひ挑戦してみてください。
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