銀行口座に置いておくだけではほとんど増えない「お金」ですが、では、どうすればお金は増えるのでしょうか?
投資を通じた増やし方について考えていきましょう。
リスクはあるが預金よりもお金が増えるのは投資
当然ですが、お金は財布の中に入れておくだけでは勝手に増える事はありません。
銀行口座に預けていても、ちょっとした利息がつく程度で、元本が大きく変わることは無いはずです。
では、どうやってお金を増やしていけばよいのでしょうか。
その基本は「投資」です。
投資とは多くの場合、手元にあるお金を別の何かに投じることで、将来それ以上の利益を期待する行為です。
企業においては「設備投資」や「先行投資」などを通じて、最終的に企業利益を上げるときに使われます。
また、資格取得や語学の勉強を通じて、見返りに収入アップを期待するようなときに、「自己投資」といった言葉を使うこともあります。
そして、「株式投資」も投資の1つです。
投資家は自分の手元にあるお金で、これからの成長が見込める企業の株式を購入します。
その後、企業が成長し、購入したときよりも高い値段(株価)で株式を売却することができれば、その差が利益となります。
さらに株式投資では、株式を保有している間、企業が収益の一部を還元(配当)してくれることもあります。
このように投じたお金が増える可能性のある投資ですが、一方で減ることも頭に入れておかなければなりません。
元本が保証されておらず、変動するリスクがあるわけです。
ハイリスク・ハイリターンという言葉をよく聞くように、投資も大きな利益を狙うほど、その分大きく損をする可能性も高まるといえます。
ここが元本が保証されている預金と投資の異なるところです。
銀行口座に置いてあるお金は、元本は保証されますが、ほとんどお金は増えません。
一方で増やすことを目的とした投資は、元本は保証されていませんが、銀行に預けておくだけよりもお金が増える可能性があります。
「お金を増やしたい」のであれば、まずは預け先を財布や銀行口座から変えてあげる必要があるでしょう。
お金は投資で増やす
1.投資でお金が増えるしくみ(株式投資の場合)
2.利益の種類は主に2つ
(1)購入時よりも高く売る
購入したときの値段(株価)よりも高く売ることができれば、その差は利益となります。
(2)収益の一部が還元される
株券を持っている期間中は、企業収益の一部が投資家に還元(配当)されます。
投資は価格が変動するリスクがある
1.利益を大きく得たいなら相応のリスクを覚悟する
投資は預けた元本が変動するリスクを持ち合わせています。
つまり、当初の元本は減ることもあれば、増えることもあるということです。
2.投資と預金の違い
投資は元本割れのリスクがあるものの、大きく増やす増やすこともできます。
一方、預金は預金は元本が保証されていますが、ほとんどお金は増えません。
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