投資初心者の資産を増やすための原則とは?|やさしい投資のはじめかた

投資のしかた

公的年金だけで老後を過ごせる状況は既に過去のものとなり、公的年金制度の将来に不安を感じている人も多いことでしょう。今後、投資(資産運用)をしなければ家計を守ることができないほど、追い詰められた状況となっているのです。

年金不安で投資を検討し始めた人が増えてきていますが、注意したいのが、特に投資初心者ほど、先輩投資家の成功体験が自分にもできると勘違いして、リターンが大きく、リスクの高い投資を行いがちになることです。

また、いきなり多額の資金を投じるのもリスクが大きいといえます。必要以上にリスクを取る必要はないので、自分の目的を達成できる投資方法を選択するべきです。

投資初心者が意識すべき運用方法

1.資産投資

資産分散とは、一つの企業だけでなく複数の企業の株式に分散をしたり、株式だけでなく債券、不動産、原油や金などの商品にも投資することです。また、複数の国や地域にも投資先を分けることで資産が大きく減るリスクを回避することができます。

投資ではよく「卵を一つのカゴに盛ってはいけない」という格言が使われます。全部持っている卵(資産)を一つのカゴ(金融商品)に盛ると、そのカゴを落とした時に全部割れてしまうかもしれない。

しかし、複数のカゴに分けて卵を盛れば、複数あるカゴのうち一つのカゴを落としても、他のカゴの卵は影響を受けずにすむという教えです。

投資初心者が手掛けやすいものとしては、大きく分けると「債券」と「株式」があり、さらに通貨も考えると、「円建て資産」と「外貨建て資産」に分けられます。

したがって、運用の分野では大きく「国内債券」「国内株式」「外国債券」「外国株式」の4種類の資産を考えておけばよいでしょう。

2.時間分散

時間分散とは、投資タイミングを分散することをいいます。一回にまとめて投資するのではなく、時間を置いて複数回に分けて投資することを指します。

たとえば、投資信託においては、時間分散を活用する手法として「定時定額購入」があり、一定の金額で定期的に購入することにより、基準価額が低い時には多く、高い時には少ない口数を購入することになります(ドルコスト平均法の活用)。

ドル・コスト平均法はあくまでも一定数量を買い続ける場合に比べて平均購入単価が低くなるというだけで、投資する商品そのもののリスクは低くならないと考えられるのが通常です。

しかしながら、価格変動による心理的な影響で買いのタイミングを逃してしまう危険性を排除するためには、それなりに有効な投資法だといえます。なお、時間分散は、購入時だけでなく、売却時にも活用することができます。

売却の場合は、一度に売却するのではなく、複数回に分けて売却することにより、欲張りすぎて売りのタイミングを逃すことなく、またタイミングを逃して安値売りするのを回避することが目的となります。

3.長期投資

投資には景気の影響を受けやすいという弱点がありますが、どんなに有望な商品でも、一時的に大きく値下がりすることはあります。株式も10年に1度は景気後退の時期になり株価は30〜50%くらいは値下がりすることはあります。

しかし、値下がりしたとしても売却しなければ損失が確定することにはなりません。そのため値下がりしてもじっとガマンして売却せず、再び値上がりするのを待てば損失を回避することができます

多くの金融商品は長期に渡って保有すれば値上がりすることが多いので、時間を見方にして長期に渡って投資をしていくようにしましょう。

それぞれの運用方法を併せて用いることで効果が高まる

資産分散、時間分散、長期投資をおこなうことで、短期的な価格変動の影響を抑え、投資する対象がもつ本来の投資成果を得る可能性を高めることができます。

投資をして安定的に期待した通りのリターンを得られるのであればよいのですが、現実にはそのようなことはありません。市場環境などによって価格は変動します。下落することももちろんあります。

特に株式のように期待するリターンが高いものほど、価格の動きも大きくなりやすくなります。しかし、長期でみれば、投資対象の資産が想定したように成長する可能性が高まり、それに見合った投資成果を得る確率が高まります。

投資対象の資産分散、投資タイミングにおける時間分散、長期投資を併せて用いる運用方法は、収益が出す方法ではなく、あくまでもリスクを抑えて安定的な投資成果を目指すための方法であると認識しておきましょう。

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将来お金の不安をなくすためにできることとは?

将来的にお金の不安をなくすには、貯蓄を増やすことも大切ですが、ただ、貯蓄を漫然と続けているだけでは、お金が貯まることはあっても増えることはありません。足し算だけではなかなか資産は増えません。

貯蓄を始めることはもちろん悪いことではないし、大切なことですが、お金持ちは積極的に投資を行っていることを肝に銘じておく必要があります。

超低金利の時代に、2%、3%の金融商品を探そうとすれば、投資信託や株式といった投資商品にならざるを得ないでしょう。投資をすることはお金を増やす上では避けては通れないものと認識する必要があります。

平均寿命が延びてくると、定年退職後の収入を年金と貯蓄に依存するだけは不安を抱えながら生活することになります。投資で資産を増やすことが必要になってきます。お金の不安を解消して、老後を安心して暮らしていくために投資などにぜひ挑戦してみてください。

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「投資」というと、難しく感じたり、損をする可能性があったりすることから、敬遠されることも少なからずありますが、その仕組みをきちんと理解して、リスクを最小限に抑えることができれば、決して危険なものではありません。

ここで紹介したもの以外にも資産を増やすのに適した方法があります。

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