大学の学費準備の仕方|入念な計画で高い大学の学費に備える方法とは?

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大学進学にかかる費用は50代の人が大学進学したときにかかったときと比較して高騰しています。お金を準備したつもりでも、実際は予想以上にかかるケースは多く、親の老後の資金計画にも影響を及ぼします。

子どもの学費負担が終わってから自分の老後準備スタートするのでは上手くいくはずがありません。晩婚化と出産年齢の高齢化で子どもの学費負担が50代後半まで食い込むことが一般的になりました。では、どのように考えていけばよいのでしょうか。

大学進学時にかかる費用は?

文部科学省のデータによると大学進学にかかる費用は、入学初年度(私立は授業料と入学料、施設設備費の合計、国立は授業料と入学料)は、私立文系が約115万円、国立は約82万円です。

また、入学料を除いた2年目以降は、私立文系が92万円、国立は53万円が目安です。学費以外の費用もかかります。

全国大学生活協同組合連合会によると「大学受験・入学にかかった費用」で、大学への納付金を除いた、受験費や教科書代、住まい探しや生活用品にかかる費用などは、私立文系は平均約78万円、国立大は約105万円です。

これらを入学初年度の費用を合わせると、私立文系は約193万円、国立は約187万円もかかります。高3の受験期から大学入学までのわずかな期間に高額の出費が発生します。

これほどまでに費用がかかるため、積み立てた教育費が大学の1年目で底をつく状況になる人が多くいるでしょう。受験から入学までの費用は思いのほかかかるのです。

学費の準備はどうする?

大学4年間の教育費として、数百万円ものお金を入学前に準備できている家庭は多くありません。教育のための貯蓄で足りない分は親の収入で賄い、さらに足りない分は教育ローンや奨学金を利用することになります。

教育ローンは原則、「親が借りて、親が返す」借金です。返済期間10年であれば、200万円借りたとして、月2万円に満たない返済額ですが、定年以降の収入減で負担はぐっと重くなることに注意が必要です。

一方、貸与型の奨学金は、「子どもが借りて、子どもが返す」借金です。現在、大学・短大生の2.6人に1人が日本学生支援機構の奨学金を利用しています。就職後に給料が少ないと返済に苦労することになります。親が代わりに返済するケースも見受けられます。

もし、子どもの学費を親がすべて負担するケースで、自分たちの老後の経済的準備が不足することが明らかであり、老後に困窮する心配があればどうすべきでしょうか。つまり、自分の老後準備と子どもの学費負担が両立できない状況のことです。

自分の老後が苦しいことが分かった場合、子どもに奨学金を借りてもらう必要が出てきます。そのときに決断しなければならないのは、たとえば、現時点で老後用の貯金が1,000万円ありながらも、子どもの大学の学費の一部を奨学金にするような選択です。

最近は多額の奨学金を借りる人もいます。毎月12万円を4年間借り続けるケースもあり、この場合、卒業時に600万円近くの借金を抱えることになります。

想像以上の出費に驚く前に、子どもの大学進学が迫ってきたら、「いつ、どのくらいかかるか」を見積もり、入念に資金プランを立てましょう。まず紙に書き出してみるのが効果的です。

自分の老後と子どもの学費負担能力を天秤にかけ、冷静な判断をする時代が来ています。 たとえば、子どもに対して、「奨学金を取ってもらい将来返済させることになるが、その代わり、自分の老後について負担は求めないと説明して、大学に入学してもらうようにします。

子どもとお金の話をしない親が多いのですが、負担の重さやマネープラン全体の意義を説明できれば、子どもは奨学金の必要性を納得することでしょう。

奨学金の利用に関しては、返済不要の「給付型」奨学金を利用できないかも調べます。奨学金を借りる場合は、日本学生支援機構のサイトの「返済シミュレーション」を使って計算します。将来、子どもが「返済できる金額」にとどめることが肝心です。

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将来お金の不安をなくすためにできることとは?

将来的にお金の不安をなくすには、貯蓄を増やすことも大切ですが、ただ、貯蓄を漫然と続けているだけでは、お金が貯まることはあっても増えることはありません。足し算だけではなかなか資産は増えません。

貯蓄を始めることはもちろん悪いことではないし、大切なことですが、お金持ちは積極的に投資を行っていることを肝に銘じておく必要があります。

超低金利の時代に、2%、3%の金融商品を探そうとすれば、投資信託や株式といった投資商品にならざるを得ないでしょう。投資をすることはお金を増やす上では避けては通れないものと認識する必要があります。

平均寿命が延びてくると、定年退職後の収入を年金と貯蓄に依存するだけは不安を抱えながら生活することになります。投資で資産を増やすことが必要になってきます。お金の不安を解消して、老後を安心して暮らしていくために投資などにぜひ挑戦してみてください。

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